西奈良中央病院

本来の動きを取り戻す

人工関節センター

痛みのない、関節を目指す「人工関節手術」

関節が痛くて、歩けない、曲げ伸ばしが大変…

「歩き始めや立ち上がるときに痛い」「階段の昇降時に痛む」などの関節の痛み、今後の人生を考え、
人工関節という選択をされる方が増えています。
人工関節手術は、進行した関節疾患に対し、痛みを改善し、生活動作などの機能向上期待されます。
また、当院では、人工関節を視野にいれて温存療法を進めることも可能です。
患者さんの痛みの進行やタイミングを相談しながら、長期にお付き合いしてまいります。

Feature

3D画像による術前計画

迅速かつ適切な手術を行うために

当院では、3D画像による術前計画を行っています。術前に、患者さんにフィットする人工股関節の大きさ、機種、正確な設置位置などをシミュレーションし、詳細な計画を立てることは、合併症予防や術後の「脱臼」の低減につながります。迅速かつ適切な手術を行うことは、何より患者さんの負担軽減につながります。

最新のIT技術を用いた低侵襲手術

ナビゲーション手術と小さな皮膚切開

当院では、最新のIT技術「ナビゲーションシステム手術」を導入し、精度の高い人工関節手術が可能になりました。それにより低侵襲(小さい皮膚切開)で、手術をより安全に、より正確に行うことが期待されます。痛みを軽減することで、術後の回復が早く、リハビリテーションへと速やかに移行できるよう努めてまいります。

痛みのコントロール(疼痛管理)

手術中・手術後の痛みを緩和する

患者さんは、術中、術後の痛みに対しての怖さをもっておられる方が多いです。近年では痛みをコントロールする手法も進歩しています。麻酔(超音波ガイド下神経ブロック)や内服薬などを効果的に使い、患者さんの痛みをコントロールすることで心と身体の負担を軽減していきます。

専門的なリハビリテーションの提供

チームで支える術後のリハビリテーション

患者さんの心身に負担を軽減し、積極的に取り組める環境づくりを心掛けています。そのために医師、看護師や理学療法士がチームとなり術後のリハビリをサポートする体制を整えています。

術後のメンテナンスも長期にお付き合い

快適な生活を続けるための定期メンテナンス

手術後、人工関節とは一生のお付き合いになります。定期的に動きの確認をするなど「メンテナンス」が非常に重要です。当院もまた、患者さんやご家族とのコミュニケーションを大切に、長期にメンテンナンスに関わることを大切にしています。術後も、患者さんそれぞれが思い描く快適な生活をサポートしてまいります。

認められた医療機関のみできる「再生医療」

人間本来の治癒力や組織修復能力の活用

PRP療法/APS療法は再生医療のひとつで、日本では再生医療等安全性確保法のもと、特定認定再生医療等委員会審査を通過し、再生医療等提供計画が厚労省に受理された、県下でも数少ない医療機関でのみ提供できる全額自費診療の治療です。